看護実習の辛さ。

実習が始まると、眠れない。。

何故なら、当日の実習記録や行動計画を手書きで記録するからです。

 

こんな非効率なやり方をするのかと憤りを感じながら書いていました。

 

ざっくりと流れを言うと、実習は夕方に終わり、

その後、学校でミーティング(振返り)を行ないます。

 

終わり次第、帰宅→記録地獄の時間。。

 

ミーティングの内容は、

実習グループに対して実習担当講師から伝えたいこと、

個人の記録の進み具合、分からない疑問点について話し合う勉強会の場でもあります。

 

学生は疑問に思ったことや看護診断について悩んでいることを相談出来る。

 

不明点はその日に解決した方が良いです。

何故なら、帰宅した後は『記録』を行なう。

 

故に、

方向性や記録内容が頭の中で固まっていないと、記録が書けず、

翌日の方向性(目標)も設定出来ず、地獄をみることになります。

 

要は、実習が進まないことになる。=実習が落ちる可能性が高くなる。

 

限られた時間内で、患者さんの問題点を見出し、看護目標を何に定めるのか、

どのような援助に基づいて、問題を軽減・解決していくのか。

 

時間との戦いです。

 

私の学校では、患者さんに対して挙った看護診断の中から、

3つの看護診断を選び、援助を行なっていました。

 

毎回、手順や必要物品、留意点、根拠などを書き、

翌日の行動計画発表に反映させる。

 

援助方法の記録は手順に加え、

根拠・患者さんに対する配慮する点・注意点を細かく記載する必要があるのです。

 

根拠や注意点は患者の疾患やADLによって異なるので、

実は、教科書通りとは限らない場合も多々あります。

 

そんな時は、

講師、友人、参考書(根拠が記載されている物)、

ネット等を駆使して根拠を見つけ自分なりの答えを出す。

 

分からなければ、当日の行動計画発表の際に

直接、指導者の看護師と相談すればOKです。

 

ただ、言い方に注意しましょう。

 

自分は患者の疾患・ADLを考えた上で、○○と考えた。と伝える。

→ここが重要。

→何も考えてこなかった訳じゃない。自分なりに考え、調べ、ベストを尽くして考えてきたことを伝える。

 

その後に、この考え方・方法で良いのか、ご相談させて頂きたい。と伝える。

 

伝え方、言葉遣いは大切です。

 

でも、感じ悪い看護師も沢山いましたが、

態度や言葉遣いによって、学生の印象も変わります。

指導者や講師を敵に回すと、良いことはありません。

 

 実習は、

教員・指導者・時間・睡魔・根拠・手書き等の圧に耐えていく日々です。

 

指導者や教員とは、

日頃のコミュニケーション・実習に対する前向きな姿勢を示し、

信頼関係を作っておいて下さい。